「本とおはなし の会」というのが、私たちが図書館でやっている活動の名前です。
グループ名にも名前にもおはなし とつけているので、ややこしいのですが、「おはなし 会」ではなく、「おはなし の会」と呼ぶことで、ストーリーテリングをしていることをわかってもらおうという私たちなりのこだわりです。
読み聞かせをする時間を「おはなし 会」と呼ぶことが多いので、「おはなし」がプログラムに入っていない「おはなし 会」ってなんだろうと思っていた時期もありますが、逆に自分たちが 「おはなし の会」と言っている意味はここにあると思っています。
実はこの名前を決める時には、「おはなし の会」でも「おはなし 会」でもあまり変わりがないのではと思っていました。
けれど言葉に対する感受性が強く言葉を大切にするメンバーがいて、彼女が「おはなし の会」と「おはなし 会」では、意味が全然違ってしまうから、絶対「おはなし の会」だと主張してくれて、その時はそんなものかと思う位の意識で、「本とおはなし の会」に決めて、今に至っています。
当時、読み聞かせという言い方は上から目線でいかがなものかという主張をされる他のグループがあって、結構くたびれる議論をしていたこともあり、呼び方なんてという思いが強かったので、恥ずかしながら私の意識はその程度でした
おかげさまで、読み聞かせの議論も含めて、私たちの活動の名前は、結果、私たちの核となるものになりました。
迷うことが起こった際、この活動名は、何をすべきかのよりどころとなっています。
気になるところは、気になるところとして言い合える関係性があったことが私たちの活動を守ってくれました。
コロナ禍で、以前ほど気軽に会って話をすることができない状況が続いています。情報共有や意見交換の場として、HPが活用できないかなぁとブログを書いてみたりしています。誤字あったよ〜でもいいので、お気軽にメールください。皆さんの力を借りて前に進んでいきたいと思っています。